マニュアルは稼働時間を減らして顧客を喜ばせるツール
株式会社ENVY
株式会社ENVY代表取締役 宮津 駿 様
これは「マニュアル化」に興味を持った経緯と「マニュアルライター養成講座」に興味を持った経緯を別でお伝えしますね!
「マニュアル化」については、識学社の安藤社長が「コンサル会社を上場させた秘訣は徹底したマニュアル化である」とYouTubeで仰っていて、「コンサルもマニュアル化できるのか!」と興味を持ったのがきっかけです。
私としては、コンサルティングは顧客の状況や業種などによってアプローチが変わるので、標準化したり、マニュアル化は不可能だと思っていました。だからこそ、「コンサルをマニュアル化するってどうやって?」とすごく興味を持ちました。
「マニュアルライター養成講座」については、マニュアルを作るための方法を色々調べていく中で2.1様に出会い、ホームページのサービス診断を見て興味を持ちました。
当社に合うサービスは「マニュアルライター養成講座」というサービスなんだ、と感じて、サービス資料とサンプル動画をダウンロードしたことを覚えています。
マニュアル導入前に感じていた課題は、顧客対応の労力がかかりすぎることでした。なぜならば、ノウハウ提供と成果物へのフィードバックを一社一社に対して、私一人で行っていたからです。
また、日々のコンディションによって伝え方や説明内容が若干バラついており、顧客ごとの理解度も統一化できていませんでした。
なぜ、1:1のスタイルだったのかと言うと、1:nでの説明が苦手で下手だったからです。相手の状況に合わせて伝えることは得意でしたが、一般化して伝えることができませんでした。つまり、暗黙知で運営する属人的なサービスだったことが課題でした。
だから、この暗黙知を可視化して、顧客の理解度を統一化できる方法を探していました。
大前提として、ノウハウを学んで自社で作れるようになることを求めていました。理由は、今後もマニュアルを作る機会やタイミングは必ずあるので、社内にノウハウがあった方が長期的に見てもメリットがあると考えたからです。
だから、最初はマニュアル作成関連の書籍を参考にマニュアル作成を進めていきました。しかし、マニュアルを読んだ顧客ごとに理解度のバラつきが生じていました。この理由は、予備知識がなければ理解出来ないような属人的なマニュアルを作ってしまっていたからです。
そして、最終的にたどり着いたのが2.1様でした。「社長、僕らをロボットにする気ですか?」や「勉強会動画」などを拝見し、マニュアルに対しての考え方が変わりました。さらに、2.1様のノウハウを学び、マニュアルに落とし込むことができれば、私が目指す「初心者でも理解度が一致するマニュアル」を作れると確信しました。だから、2.1様のマニュアルライター養成講座を選びました。
当社で提供している「セールスファネル設計の全工程」と「当社の行動規範」をマニュアル化しました。制作過程では、初心者が読んでも理解が一致するマニュアルを作ることだけを意識していました。
マニュアルライター養成講座は、1つ1つの動画でテーマが明確で、コンパクトなので、隙間時間などにも学びやすかったです。また、講座内容はロジカルな説明でわかりやすく、マニュアルのフォーマットも用意されているので、落とし込みやすかったです。
その中でもマニュアルライター養成講座の印象に残ったポイントは次の3つです。
これまで何度も暗黙知を可視化しようとチャレンジして、挫折して、を繰り返していました。
理由は途中で何が暗黙知で、どこを可視化すれば良いのかわからなくなってしまうからです。そんな私でも、マニュアルライター養成講座の通りに進めると、難なく暗黙知を可視化することができました。
2.1様では「暗黙知の可視化」メソッドが体系化されているので非常にわかりやすかったです。これ以上にわかりやすいメソッドに出会ったことがありません。
マニュアルに心得や業務に対する考え方を入れるというのは、目から鱗でした。
マニュアル導入前に、あるお客様が私の言った通りにしか動かず、自分の頭で考えていないという問題が起こりました。ただ、これは私に問題がありました。業務を進める上での「心得」や「考え方」を組み込めていなかったので、ただの作業になってしまっていたのです。だから、マニュアルには心得を入れて何を重視するのかを書いたり、社内でも仕事を進める上で重視すべき7つの行動規範をマニュアルとして作りました。
マニュアルを作って終わりではなく、仕組み化して習慣化していくことが重要であること。言われてみれば当然ですが、この視点が無かったので、顧客とのセッションごとにマニュアルを徹底的に使うこと、アップデートしていくことを心がけて運用しています。常に顧客からマニュアルに対してのフィードバックを得られるので、品質を改善していく過程を楽しんでいます。
マニュアルを導入したことで、当社の売上アップと顧客の売上アップを実現できました。
まず、当社ではマニュアル導入前に比べて顧客数を3倍増やすことに成功しました。
理由は、私の顧客対応の時間と労力を短縮できたからです。ノウハウ提供の部分はマニュアルで完結するので稼働時間はゼロとなり、成果物へのフィードバックと数値管理についても例外以外はマニュアルに載っているので稼働時間は1/2となりました。単純計算ですが、顧客一社に使う時間がこれまでの1/3になりました。だから顧客数を3倍に増やすことができました。
顧客については、マニュアルを読むことでセールスファネル設計のノウハウを理解できる(初心者でも理解できる)ので、設計時間の短縮と、精度が向上しました。
例えば、セールスファネルの一部である顧客獲得ウェビナー制作では、以前までは成果を上げるためには3ヶ月ほどかかっていました。しかし、マニュアル導入後は1ヶ月弱で成果が上がるようになっています。だから、私の稼働時間は減りましたが、顧客は成果が上がって喜んでくれています。
他に感じた効果は共通言語ができたことです。マニュアルによって私のノウハウや知識を共有できるので、理解度を統一化できて、コミュニケーションコストを削減することにつながりました。マニュアルが無かった時は、顧客の理解度によって説明時間や、セールスファネル設計のスピードが変わっていました。しかし、今ではマニュアルがあるので、顧客の理解度も設計スピードも格段に早くなりました。
株式会社ENVY社の「セールスファネル設計」マニュアル